陰謀論とネオリベラリズム
鏡の世界は現実を歪める。だがその歪みの曲率は、ネオリベラリズムの「社会などというものは存在しない」とまったく同じだ。陰謀論も、ネオリベラリズムと同様、世界は構造的な性質によってではなく、個人の美徳と悪意によって動いていると主張する。
鏡の世界は現実を歪める。だがその歪みの曲率は、ネオリベラリズムの「社会などというものは存在しない」とまったく同じだ。陰謀論も、ネオリベラリズムと同様、世界は構造的な性質によってではなく、個人の美徳と悪意によって動いていると主張する。
経営者は空虚で苛立たしいフレーズを使うことで報われ、組織の人員構成はブルシットを見抜くのが苦手で、仕事上の判断力に欠ける人々に偏っていく。
彼らは全体の数字が上がる必要などない。自分たちの数字さえ上がればいい。包摂的な経済のほうが社会全体に繁栄をもたらすことを、彼らも承知してはいる。だがそれは犯罪者や捕食者にとっては不都合なのだ。
ねずみ講は、アップルパイと同じくらい米国的だ。疑わしいと思うなら、ブリジット・リードの『*Little Bosses Everywhere*』を読んでみてほしい。ねずみ講についての、綿密な調査に基づく恐ろしくも驚嘆すべきルポルタージュだ。
ドナルド・トランプは多くの顔を持つ。彼はレイシストであり、権威主義者であり、レイピストである。だが彼がはじめから、そして一貫して何であったかといえば……詐欺師だ。
マスクは米国行政機関の切実な問題を解決しようとしているのではない——彼はそれを破壊したい。審判を解雇したい。なぜなら審判がいなくなれば、ルールなしでゲームを続けられるからだ。
選挙に勝つのは思っているよりも簡単だ。さまざまなグループに、手にした権力でキミたちの願いを叶えてやると説得するだけでいい。