Digital Rights Freedom of Speech Privacy Security Surveillance
欧州委員会の無責任な「オンライン児童性虐待防止・撲滅規則」案がエンドツーエンド暗号化を破壊する
欧州委員会にとって、この戦略は究極の免罪符と言える。この規則案は、「やり方は問わない、結果だけを重視する」と言って悪用への道を大きく広げる一方で、現実には目をつぶり、この規則案がもたらす巻き添え被害に対する一切の責任を放棄しているのだ。
欧州委員会にとって、この戦略は究極の免罪符と言える。この規則案は、「やり方は問わない、結果だけを重視する」と言って悪用への道を大きく広げる一方で、現実には目をつぶり、この規則案がもたらす巻き添え被害に対する一切の責任を放棄しているのだ。
イルヴァ・ヨハンソン委員が主導したこの規則案は、我々のデジタルデバイスをスパイウェアに変えるよう企業に強制し、権威主義的な監視戦術の扉を大きく開く可能性がある。
広告IDは、スマートフォン、タブレットなどのスマートデバイスを一意に識別するための文字列である。この文字列は、あなたを追跡させるという、ただ1つの目的のために存在している。
エンドツーエンド暗号化されたメッセージングサービスの相互運用性要件は、とりわけセキュリティとプライバシーに関しては茨の道であり、相互運用性要件を課す前に懸念に対処しなければならない。
EUが立法を進めるデジタル市場法は、支配力を強めるプラットフォーム企業に何を求めているのか。
問題の解決に必要なのは、もう1人の億万長者などではない。我々が必要としているのは、ボトムアップにデザインされた、人びとの、人々による、人びとのための民主的なデジタル空間である。
特権を持つ人たちだけでなく、オンラインのすべての人々の表現の自由を守るために、強力かつ強制力を持った規制と説明責任が必要とされている。
以下の文章は、電子フロンティア財団の「The EU Commission’s New Proposa 続きを読む…
*共和党のジョシュ・ホーリー上院議員が、著作権保護期間を56年に短縮する法案を提出した。この法案は、ディズニーを筆頭とする大手映画スタジオに遡及的に適用される。フロリダ州の「ゲイと言ってはならない」法への反対など、ディズニーの政治的活動を間接的に罰する狙いがあるようだ。*