Copyright Survey / Study
豪州:海賊版サイトブロッキング後に海賊ユーザが激減、さらに音楽・映画・ゲームへの支出も減少
オーストラリア通信芸術省は今週、著作権侵害に関する新たな消費者調査を発表した。データによると、オーストラリアにおける海賊行為は大幅に減少していたが、同時に音楽・映画・ゲームへの支出も減少していたことが明らかになった。
オーストラリア通信芸術省は今週、著作権侵害に関する新たな消費者調査を発表した。データによると、オーストラリアにおける海賊行為は大幅に減少していたが、同時に音楽・映画・ゲームへの支出も減少していたことが明らかになった。
EUが実施した海賊版調査によると、海賊版サイトの利用率は2017年から2018年にかけて15%以上減少していたという。一方で、海賊版ストリーミングサイト/IPTVサービスなど従来の監視データでは把握しきれない海賊版利用も急増しており、海賊行為全体の把握は困難な状況だ。
WinRARが海賊版キージェネのGithubレポジトリに削除要請を送付した。だが話を聞くと相変わらず商売っ気のない返事が返ってきた。
今週、ディズニー独自のストリーミングサービスが3カ国でスタートした。このDisney+プラットフォームに多くの人が加入する一方、別の人々は海賊版サイトに向かった。
国際映画協会のレポートによると、日本からの海賊版サイトへのトラフィックは2018年3月から6月にかけて半減した。その大部分は大規模な海賊版漫画サイト「漫画村」と2つの同様のプラットフォームの閉鎖に起因しているという。
欧州連合知的財産庁が公表した最新調査から、15〜24歳の若年層の51%が過去12ヶ月間に海賊版デジタルコンテンツをまったく利用していないことがわかった。
海賊版は連載中の作品の売上を減らすが、完結した作品の売上を増やす効果があるという。