『無頓着な人びと』――Facebookはいかにしてメタクソ化していったのか
Facebookの「無頓着さ」について重要なのは、それがトップ幹部たちの数々の深刻な人格的欠陥の結果ではなかったということだ。政策的選択の結果なのである。
Facebookの「無頓着さ」について重要なのは、それがトップ幹部たちの数々の深刻な人格的欠陥の結果ではなかったということだ。政策的選択の結果なのである。
平均的な米国人がすでに中身を絞り出されたぺちゃんこの歯磨き粉チューブだとすれば、AIはそのチューブを縦に切り裂いて最後の残りカスをかき出すためのハサミだ。
Appleが、ICEBlockというアプリをApp Storeから削除した。Appleはトランプ政権の司法長官、パム・ボンディからの令状なき要求に屈服したのである。
巡回セールスマン問題には最適解があった。コンピュータに奇妙で危険な近似ルートを算出させ、それがうまくいかなかったら労働者を叱責し、罰金を科せばいいのだ。ルートが最適化されるわけではないが、最適でないルートのコストをすべて労働者に転嫁できる。
詐欺から得る年間70億ドルの収益は、ユーザを詐欺にさらしたことで支払わなければならない罰金を常に上回る。罰金は対価であり、その対価は(詐欺にとって)適正なのだ。
利潤とは異なり、レントは「物質的生産から大部分あるいは完全に切り離されて」おり、「富を創出しない」ばかりか「経済成長を低下させ、所得を下層から上層へ再配分する」。
インターネットがクソになったのは「歴史の大いなる流れ」のせいでも「ネットワーク効果」「規模の経済」のせいでもない。大メタクソ化は、記憶に新しい時代の、名前のわかる特定の個人の下した、特定の政策判断の結果なのだ。