「フェアユースが濫用されている!」――よろしい、ならば権利者削除の濫用とともに規制しよう

米著作権局のDMCA見直し議論にて、DMCAで規定されている権利者削除の濫用によりフェアユース作品が不正に削除されている問題が争点の1つとなっている。しかし権利者サイドからは、フェアユースの濫用も同様に問題ではないか、との声が上がっている。

Google、著作権侵害を口実にしたセックススキャンダルのリンク削除要請を拒否

3P(threesome)騒動の渦中にいるセレブ・カップルは、彼らの氏名公表の禁止命令がくだされるか否か、その判断を月曜まで待たされている。その一方で、アンチ・パイラシー会社 Web Sheriffは、そのニュース記事のリンク削除をGoogleに求めているが、そのすべてが拒否されている。

著作権削除要請の28%が「疑わしい」との研究結果

Googleに送られている削除要請の28%超が「疑わしい」とする研究を、コロンビア大学American Assemblyとカルフォルニア大学バークレー校の研究者らが公表した。この研究で検証された削除要請のおよそ5%が、著作権侵害コンテンツを標的としたものではなかった。残りの24%も、フェアユースなどの別の問題をはらんでいるという。

『わが闘争』『アンネの日記』と20世紀著作権の長い影

ここ数週間、ホロコースト時代の2つの作品――『アンネの日記』と『わが闘争』――をめぐる著作権の議論が広くメディアの注目を集めている。第二次世界大戦終結から70年後のいま、こうした問題が噴出しているという事実は、著作権が著者にインセンティブを与えるという著作権本来の目的を逸脱して、政治目的で用いられていることを表している。