Copyright Survey / Study
音楽の海賊行為は劇的に減少している――が、それを認めたがらないレコード業界
IFPIの音楽消費に関する最新レポートによると、海賊版音楽の利用は年々減少傾向にあるようだ。
IFPIの音楽消費に関する最新レポートによると、海賊版音楽の利用は年々減少傾向にあるようだ。
先週、ストリームリッピングサイトのブロッキングを開始したYouTube。しかし1週間と経たずして、リップサイトはブロッキングを回避してサービスを再開している。
国際レコード産業連盟(IFPI)の委託調査によると、16〜24歳の半数がYouTubeなどのサイトからストリーミング動画のダウンロードツールを利用して音楽を保存しているという。これは『海賊版サイト』からのダウンロード以上に大きな問題だとIFPIは主張している。
欧州連合知的財産庁の報告書によると、違法コピーはデジタル、フィジカル双方の音楽セールスに損失をもたらし、EU圏内の総損失額は年間収益のおよそ5%、1.7億ユーロにのぼるという。
ワーナーミュージックがロシアのソーシャルネットワークVKontakteに起こした著作権侵害裁判。VKontakteはユーザの著作権侵害の責任を負わず、積極的に抑止する必要はないとする判決に対し、ワーナーが控訴の意向を示している。