Notes
誰が陰謀論を信じさせるのか――“知る”ことと“信じる”ことの差異
ソーシャルメディアへの依存は陰謀論を信じることとは相関せず、単に聞いたことだけと相関していた。では、陰謀論を信じることと相関するニュースソースは何だったのか。それは友人や家族だ。
ソーシャルメディアへの依存は陰謀論を信じることとは相関せず、単に聞いたことだけと相関していた。では、陰謀論を信じることと相関するニュースソースは何だったのか。それは友人や家族だ。
アルゴリズムに関する知識があると、誤情報に対して警戒心が強まることがわかった。ルゴリズムがどのように情報を選択し、ユーザのデータをどう使い、どんな結果をもたらすのかを理解するほど、アルゴリズムに情報を与えることの落とし穴や、誤情報が増幅される可能性を認識していた。
誤情報や偽情報はしばしば、人種やジェンダーといった社会における既存の差別の境界線に沿って生み出されている。
偽情報の「スーパースプレッダー」を特定するのは、彼らが発信する情報の量を考えれば容易い。だが、偽情報にシステムレベルで対処するのは容易なことではない。
「虚偽情報」を犯罪化することは、法執行を支配する権力者にどの情報が「真実」で「正しい」のかを定義する権限を与えることに他ならない。