Copyright Survey / Study
豪州:海賊版サイトブロッキング後に海賊ユーザが激減、さらに音楽・映画・ゲームへの支出も減少
オーストラリア通信芸術省は今週、著作権侵害に関する新たな消費者調査を発表した。データによると、オーストラリアにおける海賊行為は大幅に減少していたが、同時に音楽・映画・ゲームへの支出も減少していたことが明らかになった。
オーストラリア通信芸術省は今週、著作権侵害に関する新たな消費者調査を発表した。データによると、オーストラリアにおける海賊行為は大幅に減少していたが、同時に音楽・映画・ゲームへの支出も減少していたことが明らかになった。
国際映画協会のレポートによると、日本からの海賊版サイトへのトラフィックは2018年3月から6月にかけて半減した。その大部分は大規模な海賊版漫画サイト「漫画村」と2つの同様のプラットフォームの閉鎖に起因しているという。
欧州連合知的財産庁が公表した最新調査から、15〜24歳の若年層の51%が過去12ヶ月間に海賊版デジタルコンテンツをまったく利用していないことがわかった。
American University International Law Reviewに掲載された新たな論文によると、価格の手頃さと入手しやすさが海賊行為を減らす主要な要因であるという。
米国で実施された調査によると、ヘイトスピーチ、ポルノ、安全でないサイト、海賊版サイトなどに広告が掲載されると、そのブランドの購買意欲に悪影響を及ぼすという。
フィンランドで実施された調査から、同国民の海賊版に対する興味深い態度が明らかになった。回答者の大多数は、いかなる形態の海賊版であれ受け入れがたいとしており、好意的な態度を示したのはわずか3%にとどまった。
ニュージーランドの通信事業者の調査によると、NetflixやSpotifyなどサービスの存在が海賊版の利用を抑制しているという。
英国調査会社「YouGov」が実施した調査によると、この5年間で違法ダウンローダーは半減しているという。
最近公表された調査によると、電子書籍の違法ダウンローダーは、年配、高収入、高学歴の割合が高いという。