Copyright Crackdown
ユーロポール、1年間で3万を超える著作権侵害ドメインを押収
ユーロポールをはじめとする国際法執行機関連合が、この1年間のドメイン名差し押さえの成果を公表した。今年は3万を超えるドメイン名が凍結され、そのなかには海賊サイトも含まれている。数字だけを見れば実に印象的だが、大手の海賊版サイトは依然として健在だ。
ユーロポールをはじめとする国際法執行機関連合が、この1年間のドメイン名差し押さえの成果を公表した。今年は3万を超えるドメイン名が凍結され、そのなかには海賊サイトも含まれている。数字だけを見れば実に印象的だが、大手の海賊版サイトは依然として健在だ。
端的に言えば、投資会社エートス・キャピタルが商業的利益のために非営利団体(NGO)の声を検閲し、独占的立場を利用して非営利団体から高額の使用料を巻き上げることが可能になる。
ロシア・カスペルスキーのVPNが、規制当局の命令に従い、国内ブラックリストに掲載されているドメインへのブロッキングを開始した。
大手ビデオホスティングサイトのOpenloadへのアクセスが不通になっている。ドメインのステータスが「serverHold」となっていることから、ドメインが凍結された可能性もある。
ドメイン登録者の情報が閲覧できなくなれば、海賊版の取り締まりにも影響すると著作権団体は主張している。
ディズニー、20世紀フォックス、NBCユニバーサル、Viacomなどが加盟する大規模な著作権団体Copyright Allianceは、米国の.ORGドメインレジストリにパイレート・ベイへの対処を迫っている。
Sci-Hubは大手学術出版社Elsevierに訴えられ、数百万ドルの損害賠償請求に直面している。法廷闘争の末、Sci-Hubはドメイン名の1つを失った。しかし、Sci-Hubは依然として争う姿勢をみせている。