Monopoly
「割高で低品質」なソーシャルメディアで宣伝されている商品――アドテク解体・監視広告の禁止は何をもたらすのか
現在、我々は歯と爪が真っ赤に染まったメタクソ化した終末の時代を生きている。メディア企業の収益は減少し、広告主のコストが高騰する一方で、大手テック企業は数千億ドルを稼ぎ、数十万人の労働者を解雇し、自社株買いに数百億ドルをつっこんでいる。
Freedom of Speech
米国:リンク税をもたらすジャーナリズム競争・保護法案、当面の危機は回避
もともと悪法であったジャーナリズム競争・保護法(JCPA:Journalism Competition and Preservation Act)案は、不思議なことに修正が加えられるたびにさらに悪いものになっていった。
Antitrust Copyright Monopoly
「ジャーナリズム競争・維持法」は競争をもたらさないし、ジャーナリズムの維持も期待できない
たしかにGoogleやFacebookなどのビッグテックは、ジャーナリズムに害をなしている。だがそれは記事のリンクを提供しているからではない。むしろ、デジタル広告市場や、その市場のデータを支配しているからこそ、デジタル広告収益の大部分を独占し、パブリッシャや広告主より優位に立っているのだ。
Censorship Freedom of Speech
プロパガンダに対抗できるのは「検閲」ではなく「表現の自由」である
アクセスできる情報、できない情報を政府当局が判断するなど、民主主義国家にふさわしくない。そのようなやり方は、独裁政権、まさにロシアのような国において見られてきたことだ。それは検閲であり、最重要の人権の1つ「表現の自由」を侵害する。
Copyright
著作権とオンライン・ジャーナリズム:ニューヨークで何が起こっているのか?
3月、ニューヨークの連邦裁判所は賢明とは言えない、ジャーナリズムへの法的保護を切り崩す2つの著作権判決を下した。