Anti-Piracy Copyright
英国:昨年1年間に140件の「映画盗撮インシデント」が発生
英国では2018年の1年間に、140件の映画盗撮インシデントが発生し、3本の映画が流出した。英映画協会は映画館に警戒の強化を呼びかけている。
英国では2018年の1年間に、140件の映画盗撮インシデントが発生し、3本の映画が流出した。英映画協会は映画館に警戒の強化を呼びかけている。
英国で個人向けDVRサービスとしてスタートし、その後、無料(海賊版)テレビライブストリーミングサービスとして人気を博してきたTVCatchupが、その機能を停止している。
英国政府は、今年7月からポルノサイトに「厳格な年齢確認」を義務づける。それが結果的にブロッキングされている海賊版サイトへのアクセスを再び可能にしてしまうかもしれない。
著作権フィルターやリンク税が物議を醸しているEU著作権指令案。その運命を決める投票が今月12日に迫っている。
英国調査会社「YouGov」が実施した調査によると、この5年間で違法ダウンローダーは半減しているという。
英国レコード産業協会は政府にブロッキング手続きの簡略化、侵害を繰り返すユーザへの対策、サイト運営者の連絡先の明示義務化、ISPやプラットフォームの責任強化などを求めている。
英国ISPが提供するフィルターは、遮断すべきでない多数のウェブサイトをブロックしている。
英国インターネット・サービス・プロバイダの業界団体ISPAは、今年の「インターネットの敵」アワードに英国で猛威を奮っている著作権トロール「TCYK LLC」をノミネートした。ほかにも米大統領候補のドナルド・トランプ、パナマ文書流出で世界中の注目を浴びたモサック・フォンセカなどがノミネートされており、なかなかの激戦になりそうだ。