MPAA会長:ジオ・ブロッキング(おま国)規制は映画産業を損ねる
MPAA会長兼CEOのクリス・ドッドは、欧州が計画するジオ・ブロッキング規制は、映画産業を「著しく害することになる」と懸念を表明した。映画やテレビ番組に広くアクセスできるようになると、作品数が減少し、料金も高額になってしまうと警告している。
米国ISP、加入者の著作権侵害の責任を問うBMGを訴える
米ISPのRCNが音楽事業会社のBMGに対し訴訟を起こした。RCNは、ISPが加入者の行った著作権侵害の責任を負わないとする確認判決を求めている。
IQの高い国ほど海賊版ソフトウェア使用率が低い?
海賊版ソフトウェアの使用率がその国の知能指数(IQ)スコアと相関するとの研究が公表された。100以上の国を対象したこの研究では、IQの高い国ほど海賊版ソフト使用率が低いことが示された。
UEFA、ユーロ2016の海賊版ストリーミングの取り締まりを開始
多数のスポーツイベントが無断でストリーミング配信されている。現在開催中のユーロ2016もその例外ではない。UEFAとそのパートナーたちは、無断ストリーミングの取り締まりを開始したものの、なかなかうまくいっていないようだ。
Googleへの権利者削除要請が2年間で4倍、年間10億件を超える勢いに
著作権侵害を理由にGoogleの検索結果から削除されるリンクの数が激増している。2016年には1年間で10億のリンクが削除されると見られており、その勢いはとどまるところを知らない。
著作権保護の強化がWikipediaに危機をもたらす
現在進行中のDMCA見直し議論で、著作権者たちが求めている「テイクダウン・ステイダウン」システム。しかしその実現は、Wikipediaをはじめとするウィキメディア財団が運営するサービスに多大なコストとリスクをもたらすことになるという。
エロチューブサイト、アダルトビデオ会社との著作権侵害裁判に勝利
アダルトビデオ会社から著作権侵害で訴えられていたアダルト系チューブサイトが、訴訟に勝利した。ユーザの著作権侵害に適切に対処してきたことが評価されたようだ。
英ISP協会、著作権トロールを『インターネットの敵』大賞にノミネート
英国インターネット・サービス・プロバイダの業界団体ISPAは、今年の「インターネットの敵」アワードに英国で猛威を奮っている著作権トロール「TCYK LLC」をノミネートした。ほかにも米大統領候補のドナルド・トランプ、パナマ文書流出で世界中の注目を浴びたモサック・フォンセカなどがノミネートされており、なかなかの激戦になりそうだ。