Copyright DMCA
米ISP団体、著作権侵害を理由としたアカウント停止に反対
米国通信業界団体のUSTelecomは、誤認にもとづく削除通知や、侵害を繰り返すユーザのアカウントを停止するという昨今の動きに、反対の立場を表明した。また、ISPが削除通知を処理する以上のことを求められる必要はなく、著作権者の主張だけで加入者のアカウントが停止されるべきではないとも強調している。
米国通信業界団体のUSTelecomは、誤認にもとづく削除通知や、侵害を繰り返すユーザのアカウントを停止するという昨今の動きに、反対の立場を表明した。また、ISPが削除通知を処理する以上のことを求められる必要はなく、著作権者の主張だけで加入者のアカウントが停止されるべきではないとも強調している。
400人のアーティストらとRIAAをはじめとする音楽産業団体は、現在の著作権法を改正するよう議会に求めている。彼らは、DMCAは時代遅れで、機能しておらず、有害であると主張し、彼らが直面とするパイラシーに対抗する強い手段が必要だという。
Fight for the FutureとChannel Awesomeが開始したDMCA削除の濫用に抗議するキャンペーンが、わずか1日で8万6000人のパブリック・コメントを米著作権局に送り込んだようだ。
Googleに送られている削除要請の28%超が「疑わしい」とする研究を、コロンビア大学American Assemblyとカルフォルニア大学バークレー校の研究者らが公表した。この研究で検証された削除要請のおよそ5%が、著作権侵害コンテンツを標的としたものではなかった。残りの24%も、フェアユースなどの別の問題をはらんでいるという。
Internet Archiveはコンテンツの不当な削除要請を拒否できるようDMCAを改正すべきだという意見書を米著作権局に提出した。
パブリック・ドメインとなったはずの『アンネの日記』が、なぜウィキメディアから削除されたのか。