オーストリア:YouTubeはユーザの著作権侵害に責任を負うとの判決が下る
オーストリア商事裁判所は、YouTubeの著作権侵害対策が不十分であり、中立の仲介者ではないと結論づけた。
オーストリア商事裁判所は、YouTubeの著作権侵害対策が不十分であり、中立の仲介者ではないと結論づけた。
「Save Your Internet」キャンペーンは「EUに私たちのインターネットを破壊させてはならない」と訴えている。
CGMプラットフォームに著作権フィルターを導入するよう求めるEU提案に対し、欧州議会議員が「声を上げられるうちに」反対の声を上げるよう訴えている。
欧州委員会は昨年、UGCプラットフォームに著作権フィルタリングを義務づけるEU指令草案を公表した。現在、欧州の2つのデジタル市民団体が著作権フィルターに反対するキャンペーンを展開している。
欧州委員長のジャン=クロード・ユンケルが、欧州の著作権法を現代の環境に合わせるための提案を行った。そのなかには、サービスプロバイダへのフィルタリングの義務化や「リンク税」や「Google税」と揶揄されている出版者の権利などが含まれている。
侵害コンテンツへのリンクは違法行為なのか。欧州司法裁判所は、営利を目的とし、侵害を認識している場合には、リンクの掲載は『公衆送信』とみなしうると判断した。
欧州の「ネットワーク中立性」規則を修正を求めるEU Slowdownキャンペーンが開始された。
MPAA会長兼CEOのクリス・ドッドは、欧州が計画するジオ・ブロッキング規制は、映画産業を「著しく害することになる」と懸念を表明した。映画やテレビ番組に広くアクセスできるようになると、作品数が減少し、料金も高額になってしまうと警告している。
欧州連合知的財産庁の報告書によると、違法コピーはデジタル、フィジカル双方の音楽セールスに損失をもたらし、EU圏内の総損失額は年間収益のおよそ5%、1.7億ユーロにのぼるという。