Censorship Freedom of Speech
右も左も、ビッグテックの検閲を懸念せよ
通信品位法230条を殺しても、プラットフォームのモデレーションを制限しても、ビッグテックの問題は解決しない。
通信品位法230条を殺しても、プラットフォームのモデレーションを制限しても、ビッグテックの問題は解決しない。
ネットワーク効果はユーザをかき集め、スイッチングコストはユーザを縛り付ける。巨大プラットフォームはこの2つをテコに支配力を強めてきた。
デジタル世界と伝統的な著作権との間には、本質的で、根深く、両立し難い対立が生じている。オンラインのイノベーションよりも著作権保護が優先されているように、世界中の著作権産業の影響力ゆえに、デジタル世界の空前の力と可能性を活かしきれずにいる。事実上、膨大なデジタル・カルチャーが、著作権によって壁に囲われ、封じ込められている。
インターネットはチャンスを広げることを約束した。だが、企業は競争が働かないほどに巨大化することで、あるいはサプライチェーンやエコシステムを垂直独占することで自らを守るようになった。
今日、我々が行うすべてのことにインターネットが関係している。明日には、すべてのことがインターネットを必要とするだろう。我々のデジタル・シチズンシップを、読めやしない利用規約や、破綻した異議申し立てプロセスのようなひどいやり方で台なしにさせてはならない。
独占のシステムは猛獣のようなものだ。金を力に変え、その力を金に変え、その金を力に変えるサイクルなのだ。我々はこのサイクルを断ち切らなければならない。
ビッグテックを手懐けようとも、彼らが巨大であり続ける限り問題が解決することはない。
欧州委員会が「デジタル市場法」の草案を公表した。EFFがこのプラットフォーム規制案の良い点・悪い点を概説している。
FTCと48の州・地域の司法当局がFacebookを反トラスト法違反で提訴した。彼らは、Instagram、WhatsAppの売却を求めている。