Blocking Copyright
南アフリカISP協会、海賊版サイトブロッキングは表現の自由を脅かすとの懸念を訴える
南アフリカインターネットサービスプロバイダ協会が、著作権団体が要請する海賊版サイトブロッキングへの懸念を表明している。
南アフリカインターネットサービスプロバイダ協会が、著作権団体が要請する海賊版サイトブロッキングへの懸念を表明している。
ネットワークの専門家やインターネットプロバイダは、サイトブロッキングに新たな危機が迫っていると警告する。
違法ダウンローダーにISP経由で著作権侵害警告を送る「6ストライク」スキーム。米国で2011年にスタートした海賊版対策はいまどうなっているのか。
スウェーデンのISP「Bahnhof」は、同社が実施したサイトブロッキングの回避方法を解説するプレスリリースを公表した。
ソニー、ワーナー、ユニバーサルなど大手レコード会社は、米ISPの「Cox」が反復的著作権侵害ユーザを黙認したとして、寄与侵害、代理侵害の責任を負うとして訴訟を起こした。
米ISPのRCNが音楽事業会社のBMGに対し訴訟を起こした。RCNは、ISPが加入者の行った著作権侵害の責任を負わないとする確認判決を求めている。
英国インターネット・サービス・プロバイダの業界団体ISPAは、今年の「インターネットの敵」アワードに英国で猛威を奮っている著作権トロール「TCYK LLC」をノミネートした。ほかにも米大統領候補のドナルド・トランプ、パナマ文書流出で世界中の注目を浴びたモサック・フォンセカなどがノミネートされており、なかなかの激戦になりそうだ。
米国通信業界団体のUSTelecomは、誤認にもとづく削除通知や、侵害を繰り返すユーザのアカウントを停止するという昨今の動きに、反対の立場を表明した。また、ISPが削除通知を処理する以上のことを求められる必要はなく、著作権者の主張だけで加入者のアカウントが停止されるべきではないとも強調している。