Copyright
まもなく訪れる著作権マキシマリズムの次のフェーズ――パブリックドメインの破壊
パブリックドメイン作品の商用利用に税を課すというのは、実質的に、パブリックドメインとなったはずの作品の著作権を国家が主張し、永遠にその使用に料金を取るのと何も変わりません。
Copyright
ファンフィクション(二次創作)が“例外”ではなく“当たり前”な世界だったなら
もし著作権が、自分の好きなものに手を加え、そうして作り上げたものをみんなと共有したいという自然な衝動にブレーキをかけるものでなくなったとしたら、世界にどれだけのファンフィクションが、そして読書の楽しみが生まれるかを想像してみてほしいのです。
Copyright
著作権(資産)から得られる利益を最大化するための「盗作」訴訟
「作品を不当に使われた気の毒なアーティストが正義を求めて訴訟を起こしたというわけではなく、楽曲とは無関係の人々が1億ドルもの賠償金を求めているのです」
Abuse Copyright
著作権侵害の嵐に翻弄されるストームチェイサー:いかにして独立系クリエイターの権利・収益は“大手”に盗まれているのか
「主張者のページのほうが大きいという理由で、私のコンテンツが盗まれ、管理権が譲渡されてしまうわけです。こうしたことが頻繁に起こるようになりました。こうした欠陥システムのせいで、何十本ものビデオの管理権を失いました」
Copyright Freedom of Speech
アップロードフィルター:不当な削除、不公正な異議申し立て手続、ビッグコンテンツを優遇するシステム
クリエイターが視聴者を増やし、維持し、収益化することを損なうのみならず、独立したクリエイターの表現の自由にも深刻な萎縮効果をもたらしている。
Copyright Open Acccess
オープンアクセスが広がるも、学術機関の金銭的負担は続く……何が起こっているのか
「学術出版社は購読料という読者負担のモデルから、論文掲載料という研究機関負担のモデルへと移行する戦略を採っています」
Copyright Freedom of Speech Privacy
米国デジタル図書館戦争:作家の要求を矮小化し、オープンレターをレッテル張りで攻撃する出版ロビー団体への反論
デジタル時代の書籍の所蔵と保存に関して、図書館が担うべき役割を縮小しようとする出版業界の考えを多数の作家が否定していることを直視しなければならない。
Copyright
「教科書のNFT化」を目論む大手教育出版社の醜悪さ
企業がNFTのような欠陥技術に飛びつき、「すでに法外に高く、学業に不可欠でありながら、学生が購入に苦心している市場から、さらにお金を搾り取るためにその技術を利用してやろう」とする姿は、あまりに悲しいものです。