『チョークポイント資本主義』:クリエイターを搾取し続けるテック業界とコンテンツ業界の独占的支配
チョークポイント資本主義はハイテク資本主義の最終段階であり、労働者を孤立させ、消費者を囲い込み、オーディエンスへのリーチの見返りに労働者から搾取するのである。
チョークポイント資本主義はハイテク資本主義の最終段階であり、労働者を孤立させ、消費者を囲い込み、オーディエンスへのリーチの見返りに労働者から搾取するのである。
「誰かがあなたの所有物に鍵をかけても、あなたにその鍵を渡そうとしないのであれば、その鍵はあなたの利益を守るためにあるのではない」
通常のソフトウェアもユーザをスパイしたり、データを盗み出すことはできてしまう。だが、「プログラム」を「アプリ」に変えたところで、その問題は解決されなかった。むしろ、ユーザの自衛能力を制限し、ユーザにふさわしい保護のあり方をたった2つの企業に委ねることになっただけだった。
市場はツールであって倫理的要請ではない。web3プロジェクトの中核は、市場をその価値以上に過剰評価しているというところもあるが、市場の問題を「規制当局がもたらす歪み」の結果として捉え、市場が良く機能する上で不可欠な責任あるガバナンス(別名「規制緩和」)を排除しようとしているように見えてしまう。
ブロックチェーン技術や暗号資産投資がもたらす大惨事や外部性は、たまたま生じたことでも、未熟な技術の成長痛でもありません。それは、合目的的に構築されていない技術の必然的帰結であり、大規模な経済活動の基盤としては永遠に不適当なのです。
「Appleはユーザを人質にとるためにスイッチングコストを利用してる」というFacebookの指摘は、まさにそのスイッチングコストを利用してきたからこその指摘なのである。
たしかにGoogleやFacebookなどのビッグテックは、ジャーナリズムに害をなしている。だがそれは記事のリンクを提供しているからではない。むしろ、デジタル広告市場や、その市場のデータを支配しているからこそ、デジタル広告収益の大部分を独占し、パブリッシャや広告主より優位に立っているのだ。
この法案は年間200億ドル以上の広告収入をあげる企業が、同時に上記の複数コンポーネントを所有することを防ぐものである。また、広告事業者に対しては、自社を優遇することなく公正に運営する義務を新たに定め、クライアントとの利益相反を禁止する。
「愛する人たち、関心を寄せるコミュニティ、信頼を寄せる顧客を人質に取られているから、プラットフォームのすべてを容認せざるをえないのだ。プラットフォームとの決別は、その人たちとの決別を意味するのである」。
プライバシーとセキュリティにもたらされるというリスクに関する彼らの主張は、間違いかつ不誠実であり、公共の利益ではなく彼ら自身の自己利益によって動機づけられているのです。