Copyright Filtering
新型コロナ危機と著作権:事前検閲フィルタは「答え」ではない
フィルタリングの義務化はYouTubeとFacebookだけにしかサービス運営が許されない世界を作り出すことになる。
フィルタリングの義務化はYouTubeとFacebookだけにしかサービス運営が許されない世界を作り出すことになる。
Facebookによれば、同社の「Rights Manager」システムの悪用と誤用は極めて深刻なのだという。
EUが実施した海賊版調査によると、海賊版サイトの利用率は2017年から2018年にかけて15%以上減少していたという。一方で、海賊版ストリーミングサイト/IPTVサービスなど従来の監視データでは把握しきれない海賊版利用も急増しており、海賊行為全体の把握は困難な状況だ。
欧州連合知的財産庁が公表した最新調査から、15〜24歳の若年層の51%が過去12ヶ月間に海賊版デジタルコンテンツをまったく利用していないことがわかった。
人気のビデオホスティングサービス「RapidVideo」が、海賊版サイトからのアクセスを遮断し始めたようだ。
米国とEUはともに「悪名高い」海賊版サイトのリストを毎年発表し、他国に対策を講じるよう期待している。しかし興味深いことに、人気の「海賊版サイト」の多くが、現在も米国とEUの企業によってホストされているようだ。